説明
「同一寸法で径違い」というコンセプトのウキは多くはないものの、「同一全長・同一トップ長で、ボディと足の比率違い」同様に、古くから存在していました。
状況に応じて「オモリ負荷を変えたい」ときに、ウキの寸法が変わってしまえば、厳密に言えばタナも変わってしまうからですね(数センチでしょうが)。そこで、トップの径も長さも同じものを用意することで、使用感に大差なく、オモリ負荷を変更できるというわけです。
このシステムは、「裏を返せば」材の有効利用という作者都合でもあります(そのため、最低グレードで提供できます)。1シリーズが同一径というのは、その径に満たない材を利用できないということになります。「別のシリーズ製作で使えばいいじゃないか」ということですが、よく使われるウキの径というものは大体決まっており、なかなか難しいのです。
ではなぜ、このシステムが普及しないのか? 続きを読む»
【グレード X(バツイチ)】