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# ノリと勢いと論理の調和
# 黒歴史を重ねてこそ人生…
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某報道番組のシャレ(炎上はウキの脇銘だけで充分です)
孔雀羽根芯の太さと「まるさ」を揃えるのに熱をかけるんですが、久々にやったら火傷しました。ダメですねー。革手もしてるんですが、ちょっと薄すぎるようです。といっても、あまりゴツいやつでは細かい作業ができないですからね−。
さてさて、後から少し戻るので真円にはなりませんが、加工直後の断面は笑っちゃうくらい円くなります。今回は2年前に一度火入れした材でしたが、経年でだいぶ偏平になっていました。それでも無加工の比ではないです。
この工程を踏んだかどうかは、いちばん軟らかい芯の横の「羽根の生え際」が陥没しているかどうかで判断つきます。総塗りはともかく、クリアーに少量の白を混ぜられてるだけでもわかりにくいですが。
何でもかんでも真円矯正出来る訳じゃないんです。元々の素材によって、仕上がりは図の二種類に分かれます。矯正するとはいえ、元が良い素材じゃないと、図の下のようにはならないんです。
天然素材だけできちんとワンセットを組もうと思ったら、とんでもない数の羽根材の中から探すことになります。選ばれなかった材は他に使い途があるとは思いますが、純粋に一種類のウキを組むためだけだとするなら、一本のウキを作るのに何十何百という羽根を捨てることになります。それこそ一本ゴマンエンでも良いくらいのコストです。
逆に、天然素材だから仕方ないというスタンスで、不揃いな材でワンセットを組めばサイズ間の浮力差がバラバラになり、とても実用に耐えません。図のように正面からの径が同じでも、体積は大違いだからです。それでも天然に拘りますか?という話になってきます。
20年ほど前になりますか、数千本単位での購入当時、自分が手に入れることの出来た孔雀羽根の最大径(価格も最大)は6.2だか6.3ミリとして売られていたものでした。その中に整形せずに真円に近いものなど皆無でしたし、今手元に残る中で真円矯正して6.0ミリになるものはありません。5.8ミリになるものだって僅かです。寄せて上げるブラと同じで、無駄にはみ出した贅肉はスリムになるからですね。つまり痩せる(細くなる)んです。陥没即ちめり込む部分もあるので、「縮む」と言った方が良いでしょうか。カヤでの真円矯正も同じです。縮む際に陥没が起きないという違いだけです。
6.0ミリを超えてくる孔雀羽根材のレア度は、一般ユーザーの想像以上です。それでも6.0ミリ以上の径を謳う製品が市場には出回っています。付加価値として価格を押し上げることになりますから、各作者必死です。また、一本取りに拘らず合わせウキなら、偏平(歪)な材どうし上手く組み合わせて真円近くにすることは可能となります。その際、径縮みが生じる矯正は不要ですから、偏平な素材の最大径が活かせるのです。
ちなみに失敗作では、二枚合わせでも真円矯正した羽根材を使用します。一本取り用、二枚合わせ用と選別するのが面倒だからです。部屋も狭いですし、基本的に材は共用です。矯正済みの材に6.0ミリのものはありませんから、必然的に5ミリ台以下のウキばかりになります。三枚以上の合わせで製作する技術もありませんので、7ミリや8ミリといった羽根材ではほぼ存在しない領域の羽根ウキは作れないということになります。その代わり、太い材はカヤに求めています。だったら、6ミリだって同じこと、という論法です。
ということは、5ミリ台で二枚合わせにする必要もないように思えますが、それがあるのです。太さと円さ以外のもう一つの要素として、素材の反りがあります。羽根芯は表裏の硬度が違いますから、長くなればなるほど曲がるのです。どんなに矯正しても、そのクセは戻ってしまいます。ウレタンの硬化では抑えきれないのですね。一本取り羽根素材の長さには限界があるため、二枚合わせも作る。それが失敗作の考え方です。一本取りとの接着剤の量の差は、気にするほどのことはありません。
こういう話は長く業界のタブーとされ、ほとんど表に出ることはありませんでした。でもそれでは、釣り人のウキを見る目が養われません。そしてそれは結局、ウキの発展を妨げることになるのです。エンジンの構造を知らない自動車評論家はいません。自分では作れなくともです。
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